グルグル・ダイアログ

構造的な人手不足(労働供給制約)の状況を乗り越えるためには、地域や企業等にいる一人ひとりが二役・三役を担うことができたり、答えのない課題に対して自ら考え解決に向けて取り組むことできる主体性・当事者性をもつことが求められます。しかし、中小企業においては体制が整っていないため企業単位で社員の人材育成に取り組むことが難しい状況にあります。また、地域の大企業というべき大牟田市役所においても人材育成に十分に取り組めていない状況があり、人を育てることは地域全体のテーマになっていると言えます。
そこで、当団体が市内の企業等と連携し、参加者が「書く」「考える」「問う」のプロセスを体感することで自分の考えを組み立てる方法を会得し、答えのないテーマについて自分なりに考えることができるようになることを目的としたワークショップを開催します。あわせて、ワークショップの参加者同士の交流を図ることも目的にしています。 このワークショップは、湯リイカに「ふろとも」として登場している東京大学の梶谷真司さんが開発し、「誰でも楽しめる画期的な内容だ」と彼自身が言っているものです。一度、大牟田で梶谷さんにワークショップを開催してもらいましたが、参加者からは「人から質問されることで、自分の考えを整理することができた」「ワークショップに参加する前と後では、文章の書き方が全然違う」という感想がありました。また、当日初めて出会った異なる企業の社員同士がすぐに打ち解けて仲良くなっている姿がありました。
大牟田の未来を担う彼ら/彼女らが、ワークショップを通じて「うずうず」し(意欲が引き出され)、目の前にある課題や社会的な事柄を「自分ごと」として捉え直し、自分の言葉を得て、楽しくのびのびと意見を交わせるようになっていくことが、地域や社会システムを変えていくことにつながっていくと信じています。