ポニポニピープル Dialogue 008 猿渡春香

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まずはイベント名を簡単にしましょう

菊地玄摩 個人的には責任を感じてしまいますが…… 笑 ポニポニにとって非常にありがたいお話をしていただいているなと思いました。

猿渡春香 やってることは押し付けがましいわけでもないですしね。私「湯リイカ」が好きで、全シリーズクリアしてるんです。「こんな面白いことやってるならもっとみんな見るんじゃないの?」と梅本くんに聞いたら、「コアな人は好きだと思うんだよね」みたいに言われて。私はハマったけど、みんなハマるわけじゃないと言われて「そうなのかなぁ」と。
「湯リイカ」では結構専門的なことも言っていて、その業界の人は見たいと思う人もいると思う。本当にポニポニのやっていることは面白くて、まあ確かに大牟田にはないような切り口とか考え方だとは思うんだけれども、だからこそ誤ったポニポニのイメージで、誤解されるようなことはあって欲しくないなと私とは思うんです。だから、「まず知ってほしい」と思っています。

菊地玄摩 はい。

猿渡春香 「キックオフ!労働供給制約社会・大牟田」に出るとき、「ポニポニのイメージがつくかなと思ったんだけど大丈夫?」みたいなことを梅本くんに言われました。私は観光でも色々やってきて、奇抜なことやるというのは周知されていて 笑

菊地玄摩 もうそういう人になっている。

猿渡春香 私には、私を理解して可愛がってくれる先輩も仲間もいるけど、梅本くんたちも、自分がやってることをどこかで評価してもらいたいし理解してもらいたいはずじゃないですか。私としては、梅本くんたちは大事な仲間なので1人でも多くの人に理解して欲しいな、とは思います。

菊地玄摩 ぜひ一緒にい続けていただきたいです。ひとつ思い出したのですが、「消費されたくない」と原口さんはおっしゃいますね。今日の話に関係しそうだと思ったのは、何か開き切らないブレーキがあるかも知れない、ということです。

猿渡春香 そう。相手を信じてないの、信じているようで。梅本くんも、今は言わなくなったけど行政にいた頃は、「自分は駒だ」という言葉を使っていた。私は経営者側なので、それは駒じゃなくて「エンジン」になってるんだよという想いなんだけど。私がなぜ理解者が増えた方がいいと思うかと言うと、理解者が増えることによって共感が生まれると、自分のやってることに自信がつくじゃないですか。そうすると信用もできますよね。でも批判されたり「わからない」と言われると、気持ちとしてはどんどん内向きに、開けなくなる。だから、私としては「そのことを言ってんだよ!」という気持ちです。「そこだよ!」みたいな感じ。

菊地玄摩

猿渡春香 原口さんももっともっとやりたいことがあるだろうし、やれるパワーも十分にあると思うんだけど、協力がなければやれる限界が出てくるんじゃないかと思っていて……。心配しております 笑

菊地玄摩 ポスターとかネーミングは、もう少しオープンマインドに人を信じてもいいのかも知れません。

猿渡春香 ですね。というか、観光をやっていた私からすると「マジありえない!」そこはものすごく突っ込んだんですよ。「自分たちだけが盛り上がりたいならいいけど、やめなさいよこんなの!」みたいな。「もうバカにしてんの?」みたいな感じ 笑

菊地玄摩 ボケみたいになってるんですね。

猿渡春香 「炎上したいの?」と、本当にそんな感じで。でも、ちょっと鬱っぽくなるじゃないですか。「ドヨン」ってなったりするのは、やっぱり人に揺さぶられているんだなと思います。
例えば「ドヨン」となった時に、愚痴なりなんなり聞いてくれる仲間がいるというのは、やっぱりものすごくいいこと。そういう人たちは力を貸してくれると思うので、梅本くんにも原口さんにも、より多くの理解者が増えるように、まずはイベント名は簡単にしましょう 笑

菊地玄摩 そういう言葉をかけてくださる方がいて、ポニポニは幸せだなと思いました。

猿渡春香 まだ今日も大牟田に居続けてくれてることには感謝をしています。実はもう危ないかなと私は思っていたので。だからそのことに対して感謝しているし、今後もやって欲しいなと思っています。

菊地玄摩 ものすごく励みになると思います。きょうの猿渡さんの言葉を多くの人にお伝えしたいなと思いました。色々伺えてよかったです。ありがとうございました。

猿渡春香 いえいえ。こちらこそありがとうございます。

おわりに

菊地玄摩 大牟田の道路で商売をさせていただいている、という猿渡さんの言葉に、そこに暮らす人たちと共に生きる覚悟と、強い使命感を感じました。さまざまな試練と激務について聞かせていただきながら、それらのできごとをエピソードたらしめているのは猿渡さんの熱いハートと、大牟田の現状を包み込むような、大きな優しさであるように思いました。
ポニポニのウェブサイトや表現に関わってきた立場としては耳の痛いご指摘もありましたが、それらの力強い言葉で、次へ踏み出す後押しをしていただいたのだと理解しました。ポニポニが大牟田にあることを喜んで、期待してくださる方々がいることに、あらためて感謝したいです。

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