ポニポニピープル Dialogue 008 猿渡春香

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さすがやな

菊地玄摩キックオフ!労働供給制約社会・大牟田」に出演されていました。どんなお誘いがあって、どう思われたか教えていただけますか?

猿渡春香 はい。誘いは結構強引でしたね。

菊地玄摩 原口さんですか?

猿渡春香 いえ、梅本くんだったと思います。梅本くんが「こういうのがあるんですけど、是非出ていただきたくて、よろしくお願いします」という感じで。私は梅ちゃんには色々助けてもらったりするので、「梅ちゃんに頼まれると弱いんだよねぇ」と思いつつ、「今度のイベントは漢字多めで来たか……この人たち」と思って 笑 最初は「私じゃないと思う」と言って断ったんですよ。

菊地玄摩 あ、そうなんですね。

猿渡春香 そのタイトルから内容が連想できない、意味がわからない、と言って。でも1回話したいと言われて、内容を聞くと人手不足がテーマで、タクシーの現場の状況を話してほしいということでした。内容としてはわかるんですけど、「私じゃなくない? 私じゃなくても良くない?」と散々言いました。

菊地玄摩 はい。

猿渡春香 「いやいや、もうここ春ちゃんで大体セッティングしとる」みたいなことを言われたのですが、私は「大丈夫かなぁ」と心配でした。でも、原口さんはもうあの調子で「絶対大丈夫に決まっとるやん!」みたいな感じ。ようわからんまま、うずうずマインに打ち合わせに行くと、中島物産の中島社長もいらっしゃいました。中島社長のところは、そんなに人材に困ってないということだったので、イベントの流れが全く想像できませんでした。
ただ、私としてはずっと長く人手不足が続いて困っていて、実際に時間帯によってはサービスを受けられない人が出てきているから、利用者側にも支障が出ているのがタクシーの環境です、と話しました。

菊地玄摩 うんうん。

猿渡春香 結局当日参加しました。講演があって、その後ディスカッションして、グループに分かれて課題について考えるみたいなことをやったんですけど、イベントを通して、人手不足について整理ができた感じがしました。でも今回はキックオフなので、きっかけに過ぎない。だからそれを踏まえて今後にどうつなげていくのか、これからのポニポニの取り組みは面白そうだなと思いました。

菊地玄摩 あまり乗り気ではなかったけれど、やってみると整理としていいなという感覚があったんですね。

猿渡春香 そうです。みんなすでに人手不足については漠然とわかってるじゃないですか。人口が減るということも。でも実際こういう状況になっていて、今後こうなっていくんだろうな、というところが綺麗に整理できた気がしましたね。

菊地玄摩 なるほど。でもそれをより広くコミュニケーションしていくために、ポニポニがよい伝え方を選んでいけるかという点では相当怪しいと見てらっしゃる、ということですね。

猿渡春香 そうです。あの内容は経営者が聞いて、自分たちの中に落とし込むためにいい作業だと思ったんですよね。だけど全員にわかるようなタイトルをつけることは今後もないんだろうな、と。参加者については、中島社長や私が登壇すると聞いて知り合いの社長さんが来てくれてたんですけど、そのくらいでしたね。みんなから「タイトル難しすぎやろ」と言われて、「ですよねぇ」と 笑

菊地玄摩 なるほど 笑

猿渡春香 だからもうひとつのAIのイベント(「会議シンギュラリティ」)も、本当に大丈夫かなと。人に「行きたい!」ではなくて、最初に「不安感」を与えてしまう。「不安与えるなよ!」というぐらい不安を与えて。でも参加してみたら面白くて、私としても交通のテーマでもう1回やってみたいと言っています。

菊地玄摩 「会議シンギュラリティ」の交通フォーカス版ですか。

猿渡春香 そうそう。あれは本当に面白かった。AIは気を使わない、忖度をしない。だからバッサリと言ってくるところがすごい面白くて。

菊地玄摩 うんうん。

猿渡春香 いやあ、今までのイベントの中で一番「さすがやな」と思ったかもしれない。

菊地玄摩 なるほど。さすがポニポニの場作りですね。

猿渡春香 うん。そうですよね。原口さんは気を遣うじゃないですか。あんなに気を遣うんだけど…アンバランスなんですよね。なんか、こう、はまってないと思うんですよ。何かのネジが。そこに何かがあればいいんだろうなと私はいつも思っていて。
ポニポニに関わったとき、私はマイナスの感情やイメージを受けず、逆にプラスの感情でした。ただ、みんながそういうわけではないと思うので、誰か橋渡しをできる人がポニポニ側にいるとよいと思っています。

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